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ブルームーン 2007年09月22日
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
No  2

人の仮面のあり方

まず、何から吐き出していこうか。
この文章を書き初めて私が最初に思ったことである。
普通であるのならば小米雪の自己紹介をし、小米雪が何であるかなどを書いていくのもいいかも知れない。
しかし、私自身の意見としてはこのブログに書く文章や小米雪の考え方から小米雪がどんな人物かを予測していただきたいのだ。そして、私自身それが自分の本質であると感じている。
人は仮面を被っている。昨日の文章でも私はそう記した。
これについては何の間違いもない。どんな善人であろうとも悪の因子は含んでいるし、逆にどんな悪人であろうとも良い部分は持っているものであると、私は信じている。
表面上の私自身を言葉で言い表すとしたら、面白い、明るい、人当たりがいいなんていう言葉が当てはまるのかもしれない。実際、色んな人から聞いた自分の印象などはほとんどがそれで片付けられてしまう。
しかし、実際の小米雪が思う小米雪は女々しく、腹黒く、弱く、脆い存在であると思う。
その二つの違いが自分の被っている仮面であると感じているのだ。
何故そんな仮面を被らなければならないのか。
ふと、たまにそう思うときがある。
どんなに辛くても辛くないと笑顔を見せたり、如何でもいいと思うことに愛想笑いを浮かべたり……自分の仮面をありありと生活の中で感じることが良くあるのだ。
例えば、ヘアサロンなんかで髪を切ってもらっている時である。
美容師は客との、私は美容師との無言の時間をつぶす為にお互いに上辺だけのあまり意味のない会話を繰り返してみせる。
「学校は何所なんですか?」
「先程から小説を読まれてますけど、本お好きなんですか?」
美容師と限らず、小米雪をあまり知らない人間がよく言う台詞である。
「学校は○○大学です。科学の方面で専門的なことをやっています」
「本は好きですね。特にこの作家さんは面白いんです」
小米雪自身はその様に答えることが多い。
「へぇー、科学なんて何か難しそうですね」
「そうなんですかー。私は漫画くらいしか読まないんですよ」
美容師はその様な返答を返す。
この言葉自身が悪い訳ではないのだ。私が言いたいのはこの言葉にどれだけの意味があるのかという問題である。
私は科学について、「何か難しそう」という印象をもつ人間に科学を分かりやすく説明できるほど、頭の出来は宜しくない。本にいたっても漫画しか読まないと言ってしまった人に対して、本を無理強いして読ませることなんて無理であると分かりきっている。
正直、この会話のやり取りに全く意味はないと言ってもいいだろう。
この場合、客と美容師には音が必要なのである。
その音は先程のような意味のない会話でもいいし、例えば
「今日はいい天気ですよね」
「そうですね」
というような全く脈絡もない英語の例文の様な会話でもいいわけだ。
でも、一応は会話になる文章を選ぶのだ。
正直、美容師の方もこの質問に答えてもらったからといって何をえるわけでもないし、興味だって大してないに違いない。
いや、客の学歴や趣味に真剣に興味があると言うのならば何も止めないが……。
唯そこに流れる空気が和やかであると繕うためにこの会話を選んでいるのである。
そんな風に思っているのなら、答えなければいいと思うだろう。
「何所の大学ですか?」
「聞いて如何するんですか?」
「本はお好きなんですか?」
「好きじゃなければ読みません」
こんな風に返して会話を打ち切ってしまうことも勿論出来るのである。
でも、小米雪はいつも最初に書いたような返答を繰り返すのだ。
これが仮面である。
冷たく言葉を打ち切ってしまっても困る訳ではないのだが、人として如何かな? っと思うとき人は予想されるべく答えを繰り返すのだ。
そして、美容師の選んだ言葉に笑みを返してみせる。
「あっそれ知ってます。面白いですよね」
「そういえば、こんな話テレビでやってましたよね」
お互いの少ないキーワードの中で共通の話題を引っぱりだして話を続けるのだ。
あの時間は小米雪にとって結構苦痛だったりする。
別に美容師に限ってのことではないので、美容師の皆さんは是非とも気を悪くしないでいただきたいのだが、私のような人見知りの人間にとって初めて会う人間との会話というのは何時まで経っても居心地が悪いものであるのだ。
それでも、笑みを返し、返事を返し、家に帰る自分に嫌気が差すのだ。


 




すみません。長くなりそうなんで明日に続きます。229


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