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ブルームーン 2007年09月30日
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
No  10

腐女子って!? 3

腐女子って!?     ←数字にリンクが貼っていますw
読んでくれるありがたいお方どうぞ278 



以前に四コマの方で勝手にネタにさせていただいたTちゃんの意見で、こんなものがあった。(Tちゃんについてはあぁ、オタク様をご覧下さい)
「少女漫画とかの男女が絡み合っている(俗にいう濡れ場)シーンは生々しいからあんまり見たくないかなぁ」
その時はふーんっと返事を返した小米雪ではあるが、よく考えるとこの言葉にいろんな意味を感じたのだ。
男女間の濡れ場は生々しい。
何故、彼女はそんなことを言ったのだろうか。ならば、BL的な男同士の濡れ場であれば生々しくないということなのだろうか。
本のジャンルにファンタジーなるものがある。
ファンタジーは一から作り出された作者の世界に読者を招待する、といった本であると小米雪は思っている。
このファンタジー世界では架空の中のリアリティを求められているように思う。
難しい言い方をしたが、架空の中のリアリティとはありえない世界での出来事を身近に感じられるような何かであると思っている。
一般社会にいる女の子と異世界にいる男の子との恋愛間を描く時、その二人が引き裂かれたり、種族の違いで迫害されていくような姿は実際、宗教間で起こっているようなことである。
つまり、実際に起こりえることを違った形で写し、尚且つ共感できるものを持たせる、というのが雪が考えるファンタジー性である。
何故こんな話を始めたのかというと、この話をBLに当てはめてみようと思うのだ。
『腐女子って!? 2』でも書かせてもらったのだが、この文章を書く前にいくつかのBL系のサイトを巡らせてもらった。二次小説のサイトも多く覗かせてもらったのだが、少年が友達と恋愛との狭間で揺れる同姓間の恋心のようなものが書かれているのが多かったように思う。
これもある意味ファンタジーではないだろうか。
このような小説のサイトさんには必ずと言っていいほど「女性向け」「女性限定」「腐女子限定」なんて言葉が掲げられている。
つまりBLを読むのは女性である訳だ。
これを考えれば、ファンタジー性は十分にあるのではないだろうか。
腐女子は、自分自身が女であることでBLの主人公には絶対になりえない性別の壁が存在している。つまり、自分とは違った世界で起こっている事件であると安心して読めるのである。
だが、腐女子の方々がBL的な作品を読んでいて安心感を得ているとは到底思えない。
アドレナリンの量でいうと、安心感とは程遠いような気さえする。
腐女子の方々がBLを読んでいていう「萌え」という言葉は興奮している時に使う言葉なのだそうだ。ならば、安心感を得ようとしているという説は悉く破壊しなければならないのだ。


 


腐女子って!? 4に続く


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