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ブルームーン 2008年02月
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
No  180

キラキラと

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No  179

気長にね^^

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No  178

これは何もの?

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少し気分を変えてみようかしらと そういいながら妻が袖を通した着物

 

そんなことしても無駄だと 言いたそうな目をしながら俺がかじる干物

 

煩いわねと 妻がぐつぐつという鍋をかき回すその中身は煮物

 

おかわりと 妻の小言を聞こえない振りをして俺が差し出したのは鋳物

 

人のことなんだと思ってるの! と 怒る妻を見ながら一人酒を煽る俺は馬鹿者

 


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No  177

今流行の……?

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No  176

papillon

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あなたと私はまるで花と蝶のようね

私の周りを舞うあなたはいつも自由で

そんなあなたに恋をした

道に咲いてる名も無き花に

気持ちを伝える術も無く

 

あなたに恋をするの

気まぐれで自由なあなたを

目で追っていたいだけ

それが私の幸せ

 

あなたは自由な蝶よねと

私があなたに話したら

あなたはふふっと笑うだけ

私は唯の雑草ね

あなたの後ろで呟いた

 

あなたに見て欲しいの

人知れず咲いてるこの雑草を

見つめて欲しいの

それが私の幸せ

 

 

あなたの命尽きる時

私のそばに来て欲しい

我侭だってわかってる

あなたは空を舞う蝶だから

こんな雑草不釣合い

 

あなたと共に居たい

命が尽きる最後まで

あなたが舞う姿を見ていたい

それが私の幸せ


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No  175

今日君に失恋したんだ

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今日 君に失恋したんだ

そう 君に

如何せなら君から振られたかったな

友達伝いに振られちゃうのって

物語の最後を誰かにばらされたみたいで

少し呆気なかったよ

 

今日 君に失恋したんだ

うん 君に

如何せなら君から聞きたかったな

友達のメールで付き合う報告なんて

何度読み返しても変わらないメールは

少し残酷だったよ

 

今日 君に失恋したんだ

ええ 君に

如何せなら気持ちを伝えていたかったな

友達のことが大好きだから

もうそれもできないよ

少し心残りかな

 

今日 君に失恋したんだ

ああ 君に

如何せなら言ってやりたいな

皆が振り返るくらいいい女になった時

君の事昔は好きだったんだって

その時は君よりも素敵な人見つけてるけどね


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No  174

モノクローム/BENNIE K

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No  173

リクエスト作品4?3

こちらはリクエスト作品4の小説二本目ですw
受験をテーマに一本^^

【冷めた珈琲と蛍光灯2】


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No  172

リクエスト作品4?2

こちらはリクエスト作品4の第二段の小説になりますw
没にしようかかなり悩んだのですが、折角書いたので出しちゃいます^^;

【冷めた珈琲と蛍光灯1】


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No  171

リクエストフリー作品4?1

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No  170

卒業写真/松任谷由実

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No  169

上書き保存

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No  168

どうせ失恋ならネタに(笑)

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No  167

失恋はホットケーキの味2

この記事は「失恋はホットケーキの味」の続きになります。

電話を切った雪は暫く呆然としてしまった。
普段から切り替えが早いと自負している自分であるが、さすがにこの早さで切り替えるのは無理だったようだ。
とりあえず、電話をしていた自分の部屋を出て、台所に向かう。
そこにはメールが来る前と変わらぬ、母の姿と愛犬の姿があった。
「マイマザー、ドーターは失恋しました」
何となく、ポツリと母にそう言って見た。母は冗談だと思ったらしく、
「何いってんの? ドーハー?」
と素敵な返事を返してくれた。仕方がないので、愛犬に抱きつき「うわーん」と声で言ってみると、
「あんたなんつー顔してんの!」
と母に言われた。自分でも何となく気がついていたが、泣きそうな顔をしていたようだ。
しかし、その後母は何も言わなかった。
割り切ったといっても遣る瀬無い気持ちは抑えられなくて、友達に電話やメールを繰り返した。
すぐに返事をくれた友達や、落ち着いてから話を聞いてくれた友達には本当に感謝している。
そして、深夜とも言える時間になり、雪はやっと布団に入った。
しかし、思考回路はすぐにそっちに行ってしまい、「あぁ、こんなにも恋してたのか」とまじまじと感じた。
仕方がないので、アマゾンで買い、その日についたばかりの新しいCDの曲をMDへと入れて、エンドレスで流した。
少し前にもカテゴリー「響く音」で紹介した諌山実生さんの「恋愛組曲」というアルバムである。
その中の一曲にこんなものがあった。

君のいない日曜日 目を覚ますと外は雪
昨日終わらせた恋の傷跡にそっと積もる

今まで 些細なことで何度も喧嘩したけれど
朝になればもとどおり でも今度はいつもと違う

Ah 掛け違えた心のボタン
もっと早く気付いていたなら・・・ 今頃腕の中

今日は髪を切りに行こう 肩よりもずっと短く
街で偶然逢っても私だと分からないくらいに

Uh ヴェールのように舞い降る雪
窓ガラスに儚く消えた 二人の恋みたい

このまま 今は泣かせて
思い出を片付けるために

Ah コートを脱ぐ季節が来て その頃には
笑えるようになりたい ひとりでも

君のいない日曜日
きっと 涙の向こうへ

涙の向こうへ / 諌山実生


さいごのところがいいなっと感じて一晩中聞いていた。雪もコートを脱ぐ季節が来た時は一人でも笑っていたいなっと。
結局眠ることはできなくて、朝早くにいつもは行かない朝の犬の散歩に出かけた。
大阪は腹が立つくらいの快晴で、空が眩しいくらいに青かった。
40分ほど歩いて家に帰ると、寝ていたはずの母が起きてきていた。
「どっか行ったんかと思った」
「いや、どっか行ってたけど」
という不思議な会話を交わした後、母が「犬の散歩行かんでいいからホットケーキ焼こう!」と言い出した。
「雪も食べるやろ?」
「徹夜で食欲ないのにー」
と笑いながら言う雪に母は何も言わずにホットケーキを焼き始めた。
「できたでー」
暫くして雪の前に置かれたのはありえないぐらい大きいホットケーキで、母がフライパンのギリギリに挑戦したであろうことが伺える。
「でかっ!」
雪が驚いて声をあげると、
「傷心の娘を元気付けてあげようと思って」
と言われた。
サイズを大きくした所為で所々焦げているホットケーキは少し苦くて、何だか妙に胸に残った。
よし、雪も明日には髪を切りに行こう。
失恋して髪の毛なんて切ったことがなかったが、折角ならば経験だ。
今はまだあの青い空が腹たたしくても、きっと三日後にはいつも通り「空が綺麗ね」と呟けるのだろう。
その為に今はこのホットケーキを胃袋へ。そう思って、ホットケーキを食べ続けた。

失恋はホットケーキの味・完


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No  166

失恋はホットケーキの味

今回の雪の失恋話を一つ。
雪の片思いはこの終わり方が圧倒的に多いのだが、何故か雪の好きな人が雪の友達を好きになるのだ。
ある意味一番切ないこの結末が雪の周りには多く存在する。
多分、好きな人を前に話しに詰まった雪が共通の友達のことを話すからだろうなっと思う。
とりあえず、この日の出来事をかいつまんで話すと、それは雪の友達Kちゃん(仮)が彼氏と別れることから始まる。Kちゃんは本当に自由で、困った子なのだが、何所か目が話せなくてみんなの妹のような存在の子である。彼女が傍から見ても仲のよさげだった彼氏とテスト中に別れ話を始めたのだ。
別れ話で二日で四キロ痩せちゃったという彼女は痛々しくて、皆で懸命に話を聞いた。
しかし、その時はまだその彼氏とは別れておらず、テストが終わってから13日の晩にきちんと話をしようということになったらしい。
そこでテストが終わり雪と雪の好きな人を始めとする六人でKちゃんの話を聞こうと飲み会を開いた。
別れた方がいいとか放さない方がいいとか、色んな意見が飛び交う中で彼女の中では何時しか別れるという結末ができていたようだ。
後から彼女に聞いた話だが、その飲み会の後彼女が家に帰ると一通のメールが来ていたらしい。
そのメールは雪の好きな人からで「もし彼氏と別れるのであれば付き合って欲しい」というようなことが書かれていたそうだ。雪が彼のことを好きなのを知っていた彼女はかなり悩んでくれたのだろう。
のちに彼女の言葉からその様子が伺えた。
とりあえず、返事を保留にしたまま、彼女は13日を迎えた。彼女の恋人とはやはり付き合えないと、その日にまた感じ彼女は別れを切り出した。時間軸としてはそこで雪からの「彼氏と如何なった?」といったメールが届くことになるのだろう。
彼女は雪「まだ話し合いが終わってないから明日メールする」という返事を返した。
これは雪の勝手な想像でしかないが、彼女の彼氏との話し合いは13日に終わっていたのではないかと思った。
一日彼女が悩んでいたのは、彼氏でも雪の好きな男の子のことでもなく、雪のことだったんではないかと。
そして、14日の晩に彼女から一通のメールが届く。
「彼氏とは結局別れました。雪に、R君(雪の好きな人)のことで相談あんねんけどいい?」
R君がもしかしたらKちゃんを好きかもなっというのは日々一緒にいて雪が感じていたことである。そのため、この一文で全てが見えた気がして、返事を返すのにかなり戸惑ってしまった。
「R君に告白されたん? 付き合うの?」
かなり苦労(?)してそれだけのメールを返した。
「よく分かったな。告白された。もうちょっとして落ち着いたら付き合おうかなっと思ってる」
何と言うのか、一瞬固まってしまった。
頭のどこかで分かっていたから「やっぱり」と思っている自分と、何所か遣る瀬無い自分に挟まれて次のメールが打てなかった。暫く、考えて雪はメールではなく、電話をかけた。
何をいうとか、何をしたいとかではなく、唯彼女の声を聞いて考えたかったのだ。
「もしもし?」
電話口からでるKちゃんの声が何所か弱々しくて、あっ色々悪い方に想像してんだろうなっと冷静に考えてしまった。
とりあえず一言だけ、
「うちがR君がKちゃん好きって分かっていながらこのニヶ月どんだけ不毛な片思いを突き進んでたと思うねん! うちのニヶ月を返せー!」
と怒鳴って見た。
唯、別に真剣に雪が怒っていたとかそういうわけではなく、なんていうかあそこで怒鳴らないと壊れるのは雪の恋ではなく友達関係であったような気がしたのだ。もし、雪が逆なら何も言われないよりも、怒鳴られた方が楽な気がしたのだ。いや、自己満足かもしれないが。
「ごめんな」
彼女の小さな謝罪は無性に悲しく、悔しくなるので、
「チロルチョコの黄な粉もちのやつ! しかも袋入りで!」
と言ってやった。
「えっ!? 何所に売ってんの! コンビニ!?」
電話口からは慌てた彼女の声が聞こえた。
あぁ、もう大丈夫か……と、普段通りに話せている自分とAちゃんからそう思った。
「じゃあ、次に会うとき持って来いよ!」
そう言って電話を切る。
チロルチョコはいつも雪が彼にあげていたお菓子で、元気の源だった。
未練がないとは言わない。
でも、なるようにしかならないと切実に感じた。

長くなりそうなんで「失恋はホットケーキの味2」へ続く


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No  165

残念!

バレンタインデーの次の日にこれを書くのはかなり抵抗があったんですけど……



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No  164

Valentine's Day フリー絵

Valentines Day free

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No  163

坂道/ 諫山実生

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No  162

して欲しいこと

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その他には、テストの問題用紙を事務所に盗みに行くなど、さまざまな野望(?)が頭を飛び交いました230
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No  161

リクエストフリー作品3

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No  160

人形姫のエゴ

この記事は「人魚姫のエゴ」の続きになります。

人魚姫が泡になり消えたことを王子は結局知らないのだろう。
お伽話はいつも無の状態から有に変わっていく。言い方が難しいかもしれないが、シンデレラなんかは何も持っていない少女が一国のお姫様になった訳である。しかし、人魚姫は、有の状態から無になったのである。
元々、姫として海で暮らしていた彼女が全てを捨てて、王子を選んだが結局それすらも失う。
富や名誉だけでなく、体の形すらもなくなり無になったのだ。
人魚姫は何故あの結末を選んだのだろう。
いや、前回も書いたが、彼女にとって王子を殺すことは死ぬよりも辛い結末だったのだからといわれてしまえばそれまでだ。
しかし、雪は少しだけ思うのだ。
あれは人魚姫自身のエゴではないかと。
王子が別に彼女が消えることを望んだ訳ではない。(勿論殺されることを望んでいる訳ではないが)
そして、人魚姫の姉妹たちも彼女に短剣を渡してまで、彼女が生きることを望んでいた。
それでも彼女は死という選択肢を選ぶのだ。
皆さんは自分が一番好きな人に何を望むだろうか。
一緒にいること? 自分を愛してもらうこと? それとも……
雪の想像でしかないが、彼女は王子様に綺麗なままで覚えていてもらうことを望んだのではないかと思う。
彼女は誰にも知られずに泡になることで、 王子の中で人魚姫は昔少しだけ一緒に暮らした、不思議な雰囲気の女の子として残ることができるのだ。
愛情というのは最も綺麗で最も醜い感情ではないだろうかと雪は思う。
人を愛することで嫉妬心や今までの自分では考え付かなかったような新しい自分が生まれる。
そんな一面を王子に見せることなく彼女は消えてしまいたかったのかも知れないなぁと思った。
彼女が消えてしまったことを知らない王子は、日常生活のひょんなことで彼女を思い出して、ゆっくりと語るのかもしれない。
昔こんな不思議な子がいたんだよ、と。
悲しむことも、辛くなることもなく、王子は少し楽しそうにその話をすることができる。
そんなことを考えていると、少し人魚姫が羨ましくなった。
愛する人を苦しめることもなく、自分の命をかけて彼を救ったという事実。
誰かがその事実を知っている訳でも、誰かが感謝してくれる訳でもないが、消えて行った彼女にとってそれは一番重要な事実だ。
自己満足だと言ってしまえばそうなのだが、唯消えて泡になることが、全てを失うことが王子のためであると思うだけで彼女はたまらなく幸せだったのではないかと思った。
それを考えると彼女は他のお姫様と同じくらい幸せだったんではないかと思う。
王子を愛し、彼のために消えることができて。
例えそれが、どんなに切ない結末でも……

人魚姫のエゴ・完
 



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No  159

1000HITリクエスト作品2

雪の母は美術は得意だったと言い張ります。
そんな母が犬を描くと……

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こうなります↓↓
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下のやつも犬らしいです……。
「可愛くない!」という雪のリクエストでファンシーに仕上げた結果です。
でもってこんな前衛的な才能をもつ母が雪の似顔絵を描くと……


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No  158

世界制服失敗者って……

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No  157

人魚姫のエゴ

雪は今でも童話が好きである。
短い言葉の中で幼い子達に何かを与えられるということは本当に凄いと思うのだ。
女の子なら良くあることだと思うのだが、幼い頃は絵に描いたようなお姫様が登場する童話が大好きだった。
シンデレラに白雪姫、眠り姫に親指姫。
皆、辛い時に王子様に見初められ、最終的にはハッピーエンドを迎える。
しかし、一人だけ王子様と結ばれなかったお姫様がいた。
人魚姫である。
人魚姫のストーリーは色々言われているが、彼女が王子様と結ばれることは決してなかった。
ディズニーの話はハッピーエンドを迎えるそうだが、雪は残念ながら見ていないのでそれについては何も言わない。
雪の幼い頃の疑問であった。
如何して人魚姫だけは王子様と幸せになれなかったのだろうかと。王子様をいつも近くで見て、王子様の為に声も失って、足を手に入れたものの歩く為には激痛をにない、それでも一番王子様を愛したのは人魚姫なのに。
王子様は彼女の気持ちに気がつくことはなかった。
王子様の見る目が無かったとか、隣りの国のお姫様が悪いだとか言ってしまえばきりがない。
唯、雪が思うのは人魚姫は幸せだったのだろうかということだ。
話の終盤で人魚姫は姉達から王子様を殺しなさいと短剣を受け取る。
王子様を殺すことで人魚姫は人間から人魚へと戻れるというのだ。
しかし、彼女がこの短剣を使うことはなかった。
王子様を殺すことはできないと彼女は自らが泡になり消えることを選んだのだ。
この切な過ぎる結末は少なからず雪の幼少時代に衝撃を与えた。
幼い頃に思うことは、消えていく人魚姫が可哀想で、他のお姫様と結婚する王子様が憎らしくて仕方がなかった。
しかし、ある人のお陰でこの話を高校生の時に目にする機会があったのだ。
それは一本のレポートだった。児童文学を学んでいた、アルバイトの先輩(大分前のエッセイ「いい女とは」に出てきたMさん)のレポートなのだが、そのレポートには人魚姫についてのMさんの見解が書かれていた。
彼女はこんな風に書いていた。

もし人魚姫が王子を殺していたら彼女は幸せになれないだろう。
でも、もし人魚姫が王子の目の前で死んでいたら王子が罪悪感に苦しむことになるだろう。
人魚姫は王子を苦しめることなど望んではいない。
だから、彼女は死を選んだ。
誰にも知られずに死ぬことを選んだ。
だから、彼女は不幸じゃない。

これを見た時に、雪は何だか妙に納得してしまったのだ。幼い頃から切ないだけの話だと思っていた人魚姫が実はこんな一面を持っていたのだと。
もし、人魚姫が王子様を刺し殺していたら、彼女は決して幸せにはなれないのだろう。人魚に戻っても、王子を想いながら、その手で大好きな人の命を奪ったことを悔いて、涙しながら生きて行かなければいけないのだろう。
死ぬよりも辛い結末。もし、それがあるとしたら、王子様を殺してしまった人魚姫はその結末に向かっていたのだろうと思う。

「人魚姫のエゴ2」へ続く。

 


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No  156

リクエストフリー作品その1

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No  155

リクエストありがとうございましたw

1000HITをむかえリクエストを募集したところ、以下二つのリクエストを頂きましたw

  1. 猫がねずみに騙されて干支に入れなかった、照れくささを絵に
    ⇒いつもの一言シリーズで描かせていただくことにしましたw 分かりずらかったらごめんなさい!
  2. 雪の似顔絵(笑)
    母がふざけて描いてくれた雪(らしきもの)の似顔絵と雪が鏡を見ながら似顔絵を描いてUPさせてもらいますw 両方ともかなり似ていないと……。親子そろって似顔絵の才能がないです229

一番から順番に描かせていただきますw
リクエストありがとうございました!

リクエストしてくださった、荒野鷹虎さんヨヨ子さん、1000HITに対してコメントを下さった皆様ありがとうございました!!
そして、これからもよろしくお願いしますw

 


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No  154

目的は……2

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