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ブルームーン 2012年03月
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
No  535

写し絵

とある男性に告白(?)された。
唯、おつきあいとかそういうことではないらしい。
私が特別な存在で、私に対して胸を張れる人間で居たいとそう思ってくれているそうだ。
そんなにすごい人間でないので、申し訳なさしかないが、ありがたいお気持ちではある。
自分の信念で『付き合っていない男性の部屋には上がらない、自分の部屋にもあげない、密室では二人っきりにならない』というものがあるのだが、流されて部屋に上がってしまった自分をグーで殴りたい。
勿論、何かあったわけではないが、付き合う気もないのに、そういうことができる自分は大分混乱しているらしいということだけはよくわかった。
その彼の部屋で、3年以上前に雪があげたプレゼント(台所用品)がすごくきれいにおいてあるのが目についた。
大切にしてくれているのか、それとも使わずに飾ってあるのかは微妙なところだが、すごく申し訳ない気分になった。
料理をうまくなりたいという彼の言葉に義理であげたようなプレゼントだったから。
唯、その姿に重なったのは元彼を想っている自分だった。
本当に意味のない紙切れだって、好きじゃない食べ物だって、趣味じゃないネックレスだって、すべて大切だった。
壊れても捨てれずに毎日磨いて修理して使っていた。
ものが大切なのではなく、その先にある人が大切だった。
一途につくすということは、気持ちがなくなった相手にとってすごく負担だったのかもしれない。
負担を負担と言わずにあの人はいつも受け取ってくれていた。
多分、すごく重い女だったけど、それでいいといってくれていた。
自分はそういう相手を傷つけたのだろうと、今回の一件で思った。
正直、その負担をダメになるまで受け取るあの人と、受け取ろうともしない自分のどちらが正しいのかは分からないが、3年以上も好きでいさせてくれてありがとうとそう思えた。
お付き合いを望まれたわけではないが、先がないことをきちんと伝えておこう。
自分にとってすごくしんどいし、相手にとっても意味のないことかもしれないが、誠実には誠実で返せるそんな人間でありたい。
逃げることより、向き合うことを。
向き合ってダメになる関係は、多分向き合わなくてもダメになる。
だったらせめて、悔いの残らぬ形を取ろうと思う。
次の恋へ胸を張って進めるように。


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No  534

学位記授与しました

本日卒業式。
教授に多大なるご迷惑をかけたが何とか卒業に結びついた。
ちなみに、後輩からお祝いをもらった。
指導力不足が悔やまれるがかわいい後輩である。
また、大笑いしたのが、後輩の男の子がプレゼントをくれたのだが、それがとあるフィギアであった。
雪が元彼にあげようとしていた……。
バレンタインデーのプレゼントにと悩んでいる雪を見て、どっちが可愛いのかと悩んでる雪を見て、大好きに違いないと買ってくれたらしい。
ちなみに、元彼に渡そうとしていたものは結局受け取られなかったので、この間ごみになったところである。
それ故に、もう笑った。
「こやつめ、捨てられたのに帰ってくるとはなかなかの根性のある奴に違いない」
仕方がないから飾ってやることにした。
後輩にお礼を言うと「名前を付けて可愛がってやってください」とのこと。
「俺の名前を付けて」と言われなくて心底ほっとしたのはさておき、名前を付けることにした。
エメラルド色の瞳が印象的な猫なので、翠玉(通称、翠君w)とした。
ちなみにエメラルドには幸せになれる不思議な力が宿るので、この猫にも少々の期待を込めて。
元彼以外の男性は皆雪のことを見ているのに、なぜ奴は3年間も私のことを見ないで過ごしていたのだろう。
そう思うと腹が立つのが半分、自分の魅力が足りなかったのだろうと思うのが半分。
しばらくは精力的に自分磨きの旅が始まりそうだ。

kobanasi4.jpg
翠玉

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No  533

気持ちの整理

ストレッサーのほとんどであった修士論文が終わった。
卒業は決まっていたのだが訂正の繰り返しで、もう逃亡してやろうかと思ったことが何度あるか。
終わった瞬間の自分の喜びが半端でなくて、その瞬間に悟ってしまった。
何とかわいくない女だろうと。
やりたいことが仕事になった。
正直、給料は企業の方がいいのだろうが、私のやりたいことをすべてやらせてくれる理想の職場に声をかけてもらった。
こんな不景気においてありえない運である。
多分、過労死するほど忙しいだろうが^^;
無理はしているが、それでも4月からの生活に胸が躍る。
夢に見ていた世界が後数週間で始まると思うと、ときめきと誇らしさを隠しきれない。
辛かったけど、やっと手に入れた。
そんな気持ちだ。
論文が仕上がった瞬間にそれが胸いっぱいに広がってしまった。
元彼への感情も新しい恋も全部ぶっ飛んで、あたかもそれが恋であるかのように。
私は遺伝学や発生学の世界に魅せられている。
彼さえいれば何もいらない……そう思ってたくせに、全部嘘だった自分の感情に気が付いてしまって、思わず笑ってしまった。
修士号だって欲しいし、学問の最先端に居たいと願っている。
これからの世の中、遺伝子なくして医学はありえず。
そんな世界に居たい。触れて感じていたい。そう願わずにはいられない。
私は元彼のために色々してきたつもりだったが、何一つ自分の大切なものは手放してなかったらしい。
自分ですら気が付かない嘘を3年間つき続けてきた自分に、笑みがこぼれる。
3年間周りの大切な人の目を向けてなかっただけではなく、そんなことすら気が付いていなかった。
私はどうやら自分が一番大切らしい。
そうやって考えると、元彼が吐き捨てた言葉もあながち間違いではない。
だが、誇れるものを手放さなかったおかげで、未来は明るいと思える。
忘れてほしいそう言われたが、言うことなんて聞いてやるものか。
幸せな私の踏み台として脳内にきっちりと残しておいてやろうと、むしろ嫌がらせのように思える悪魔のような自分に乾杯。


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No  532

歩く

tiisanaomoi38.jpg


歩いていく もう大丈夫

たった一人でも立てるから
一人じゃないと知ってるから
誰かを傷つけるのは嫌だから
大切な人を大切にしたいから

歩いていく もう大丈夫

背筋を伸ばせば前が見えるから
前を向けば上が見えるから
上を見上げれば花が綺麗だから
綺麗なものをきれいだと思いたいから

歩いていく もう大丈夫

新しい季節が来てるから
分厚いコートも片すから
春色のコートに袖を通すから
暖かな風を感じたいから

歩いていく もう大丈夫
多分 きっと 大丈夫

自分を必要としてくれている人が
たくさんいるってわかるから

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No  531

もう分かりません

大昔の花占い。
花びらを捨てながら好き・嫌い・好き……奇数の枚数の花びらを選べばいつでも好きだといってもらえる素敵な占いだった。

元彼と別れて1週間が経とうとしている。
友達に手伝ってもらい、思い出の品は処分したが、色んな所から微妙に飛び出してきてはドキッと恐怖に浸る今日この頃。
もはやいろんな引き出しをあける度に黒ひげ危機一髪状態である。
多分、まだほかにも残ってるんだろうけど、今この現状ではそれもわからない。
デジカメを立ち上げて、写真を覗くと大学院に入ってからの写真はほとんどなくて、どれだけ自分が元彼一色の生活を送ってきたのかを痛感させられる。
無くなってみて、初めて負担の大きさに気が付いた。
取りあえず、休日の予定は周りが気を使って(?)くれてしまい、すべて埋まっている。
別れる前の4割増しくらいの量で携帯電話もなってくれている。
本当にありがたい話だ。

唯、やっぱりさびしくて、つい誰かを頼りたくなる。
毎日のようにメールをくれる男性がいる。もともと大学時代の友人で、元彼と付き合っている最中も「もし、彼氏さんがいいならば○○に行かない? 会えない?」と何度か声をかけてもらった人である。
友人としては100点満点でなぜこの人が女性でなかったのかとすごく後悔してしまう。
私の都合にすべて合わせるから、どこかで会えないだろうかというお話をいただいて、寂しさからOKはしてみるものの、すごく尽くし、悩んでくれる彼を見て申し訳ない気持ちになる。
どうして私はこの人を好きになれないんだろう。
そうすればもっと話は早かった。多分、一生大切に変わることもなく女性を大事にしてくれるタイプの人だと良くわかる。
それでも、恋ではないと自分の頭がいっているのが悲しい。
リラックスしたいといえば、見頃の花を探してくれる。
気分が落ち込んでいれば、すごく不器用ながらなんとか返事をしようとしてくれているのが分かる。
梅の花が誕生花だといえば、花言葉がぴったりだと返してくれる。
一見口説いているようにも見えるが、そういう下心ではなく唯いい人なのが良くわかる。
きっと同姓の友人にも同じように接してあげるのだろう。
恋の相談なんて乗れない人なのはわかってるのに、少し鬱々とした気分をやんわりと伝えてしまう自分が嫌になる。
いつから、こんなに弱い人間になったのか。
しかも、最悪なのが若干気になっている男性には絶対その話をしない癖に、彼にぶつけてしまっている自分だ。
彼が自分から離れていかない、嫌いにならないのを知っていて、なめているんだろと叱られても仕方がないことを何度もしている。
面食いが治らない限り、幸せは程遠いのかもしれない。
(いや、甘えさせてくれている彼が格好良くないわけではないのだが……)


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No  530

女の立ち直りは早いのです

昔から割についていた。
人にも物にも欲しいと思って手に入らないのは恋心くらいで、その所為か物欲も薄くなっている。
本気で人を好きになって、手に入らないと悩んだり、手放したくないと悩んだり、気持ちにブレーキが利かないと悩んだり……
恋って本当に難しい。
唯、周りの人に助けられたせいで、失恋からまだ3日しか経ってないのに、悪くないと思える。
気持ちが落ち着いたらまた誰かを好きになれたらいいな。

別れた男に言われた言葉。
私は自分本位で愛されたいとばかり望んで、思い通りにならないと暴力に訴えて(いや、殴ってはないですが^^;)、人を大切にできない。好きな相手という割にその周りの人間も大切にできない相手の思考など考えたくもない。次は尻尾をふる犬を見つければいい。この三年間は汚点だった。
直前まで今まで通りではないけど、まだ好きだと言っていた相手にそんなことを言われ(書かれ?)た。

確かにそんな人間かもしれないし、弱いところも、悪いところも山ほどある。
あるインターネットゲームのお友達(といっても本当にゲーム内の名前を知ってる程度ですが)がゲームに来なくなった私を心配してそのサイトのメールをくれた。
その優しさが嬉しくて、思わず返信。いただいた言葉が嬉しかったので少しだけ。

本気でした恋は幼くも恥じることもない。
きっともっと大きな喜びや幸せになって帰ってくる。
本気で向き合ったからこそ、喜びも悲しみも感じられるし、人として成長できる。

そんな言葉をもっとソフトな口調でいただいた。
失敗した。そう思うことがどこか悲しくて恥ずかしくて、失うことに恐怖して、依存し、執着した。
今はそんな気がする。
友達に話していると、彼の悪いところはすべて好きの気持ちでカバーしてしまっていたし、ひどいこともされたし、言われたけど、幸せだったと思える。
私の頭の中にある自分すら嫌だから忘れてくれと言われたけど、忘れるくらいの強い記憶ではなく、唯の過去にしよう。
思い出の品はいらないけど、出会えてもらえた感性は私の価値になるだろうから。

唯、3年間ないがしろにしていた気がする親や友達ともっと楽しい時間を作っていけたらと思っている。
次に恋をするなら、そういう無理をしないで済む相手にしたい。
自分を見失うのではなく、自分らしくいさせてくれる相手を。
この人がそうだと思い込むのではなく、熱に犯されながらも、流されずに済むように。



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No  529

彼氏と別れました。

結局振られました。
粘ったせいでこじれて喧嘩別れになりました。
まぁ、最後に未練を残さずすっきりしたので、今は黒歴史ですがそのうちいい思い出になると思います。

最悪な別れ方でしたが、そのお蔭で気が付けたことが山ほどあります。
友達がみんな励ましてくれて、お仕事を休んでまで家まで助けに来てくれたり(あぁや本当に感謝しきれません(>_<))、メールで事情を聴いてくれたり、電話をかけてきてくれた子も沢山いて、本当に自分は幸せ者だなぁーと改めて気が付けました。
両親が私のために、「どうしてあの子にそんな思いをさせるのとずっと思ってた。すごく悔しかった」と彼氏に対する怒りをぶつけてくれたり……
今まで、彼だけいればいいとすら思っていた、馬鹿な私にみんなが本当に優しく支えてくれて、未練や別れの辛さよりも、みんなの優しさに涙が出ます。
事情を話せば、私だって悪いところはいっぱいあったし、こんな女と3年間も一緒にいてくれた彼氏にも今はまだ無理でも感謝できると思っていますが、皆が「そんな男別れて正解だから! 絶対もっといい人いるし、幸せになれるから! 結婚する前に分かってよかったんだよ」と口を揃えて言ってくれて、本当にこんな至らない私のためにそこまで怒ってくれる人がたくさんいることに涙が止まりません。

両親や、私のために怒ってくれた人のためにも絶対に「ちゃんと幸せになりたい」そう思えました。
失恋は確かに辛かったですが、失ったものよりも得たものがものすごく大きくて、人間の三大欲求すらまだ戻りきってませんが、それでも心は確かに温かいです。

失恋を期にアドレスを変更して、昔気になっていた男の子にメールを送りました。
彼女もいるだろうし、今付き合いたいわけでもないけど、顔を見たいとそう思えたので。
ふざけたような内容で「デートしてください」なんて書いたのに、「僕でよろければぜひ」とソフトに言っていただけて、本当に私の周りの人はなんて優しいんだろうと感動しています。
他にも、タルト作りに凝っているから、ぜひ作ってあげる! 何食べたいとまさかの男性から言っていただき、ありがたく頂戴することにしました(笑)
モテモテ……なんちゃってw

写真も思い出の品もすべてごみ袋に詰めたので、あとは捨てるだけです。
春は出会いの季節。
無理してでも立ち直って見せます!

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No  528

ありがとう/いきものがかり

hibikuoto28.jpg

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No  527

手の届かない女

少し前回からの続きですが……

一般の男性が手の届かない女になりたい。
そう思うようになった。
唯、ブランドのバックを持って……というのでは芸がないので、私がブランドであるといえるくらい、色っぽい女になりたい。
前々から気になっていた化粧品をバーンと買ってみた。
まだ届いてはないが。
髪型も少し考えようと思う。
躁鬱なのか、急にやる気がよぎってきて、「自分危ないんじゃないか……?」と思えるほどおしゃれに意欲的である。
現在バリバリの西洋医学にかかわっている雪であるが、最近は東洋医学を取り入れてみようと、リンパマッサージや整体を研究中である。
将来的に余裕があれば整体かカイロの資格も取れたらうれしいのだが……。
それはともかく、もしかしたら今週末、ずっと考えている彼氏とケリがつくかもしれない。
当初はなんとなく、最後になるのかもしれないのなら、ジーパンにティシャツで会いに行ってやろうかと思ったのだが、最近気分がいいので、久々に本気を出してみる気になってきた。
雪全盛期のバイト先の人しか知らない、イベントコンパニオンの雪ちゃんで会いに行ってやろうと思う。
そのため、現在減量中(笑)
それなりに長い手足と最近AKBとやらのおかげで人気の童顔は、ある意味はまる人にははまるらしく、当時のオーラさえ出しておけば、まだまだ現役だと自覚中である。
彼氏にお金をかけるのではなく、自分にお金をかけて、一般人が手に入らないような女を目指してやる。
高飛車にではなくて、少しのしぐさを女性らしく、オスを引き付けるメスに。
小さな喧嘩や考え方の違いから、疲れた彼に言われたひとことは「嫌いじゃない。でも、このままじゃ嫌いになってしまいそうで怖い」そんな一言だった。
多分、お互い慣れすぎたのだと思う。私も彼に対して感じていたのがいつしか色気ではなく安心感のみになっていたから。
幸せだと感じる幸せはどこにあるのか、しばらく考えたけど見つからなかった。
だったら、その幸せにドキドキを加えてやりたいと思う。
簡単に手なんて出させない。
息をのむほど落としたい女に。
どんな連絡が来るかはわからないが、会えるのならばと作戦を目論んでいる。

皆様、お暇があれば健闘を祈っていてください。
小米雪

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No  526

イベントコンパニオン

「元イベントコンパニオンです。といっても小さな事務所の小さなイベントですが……」
こう話すと、昔は「あーそんな感じ」と初対面の人から言われていた。
最近はそんな空気もなくなり、残ったのは理系女子という肩書だけ。
服装は年齢とともに落ち着いて、彼氏の横に並んでもおかしくないように少し地味めなナチュラルテイストに変えていた。
最近になって、少し気分が落ち込んでいるときにバイト時代のあこがれの係長にあった。
「小米さん、前々からイベコンの女の子の中では地味な方だったけど、輪をかけて地味になったね」
それはそれは悔しくて、もう苦笑いしか出てこなかった。
「落ち着いたって言ってください」
と言ってみても、
「落ち着いたというか、男性を振り返らせることをあきらめたって感じがする。女性は永遠に花なんだから、きれいでいるのは義務だよ。今の服、季節感もずれてきてるし、全く肌を出さない分スタイルも気にしてないでしょ? 落としたい女がいると男はお金を使う。きれいになりたい女の子もお金をかける。女性が綺麗でいることは不景気を脱却するためにも必要なことなんだよ」
と笑って返された。
後半はともかく、前半は大当たりでアニメのようにガーンと頭に響いてしまった。
ミニスカートをはいても分厚いタイツ。
おしゃれより防寒優先。
しかもブーツで半分以上を隠してしまった足。
髪の毛も肩までバッサリいってしまったのでバリエーションは少ない。
暖かくなってきているのに、ついていけていない服装はまんま冬服でしかなかった。
ふとアパレルの店員さんを見て恥ずかしくなった。
いつしか似たような洋服ばかり買うようになっていた。
下着にも気を配っていなかった。
お化粧用品も適当になって、髪型も同じ。
疲れてきている自分に気が付いていながら、いろんなことに無頓着だった。
イベコン時代、モデルのような女の子に囲まれていた。戦うことすら無謀な彼女たちを前に思っていたことがある。
「誰よりも綺麗になることは難しい。でも、誰よりも綺麗でいようと思う気持ちは自分の意志で何とかなる」
猫背を直し、肩を体の中心に。あごは引くけど、目線は上に。かかとの低い靴はやめて、カツカツカツと小刻みにリズムを刻んでヒールをはきこなす。
足が痛くても、冬が寒くても、彼氏に振られそうでも、そんな自分でありたい。
神様は不公平だと嘆いているより、与えらえたものに感謝して、自分の武器は最大限に使う。
そんな自分を思い出した。
久々のショートパンツにエナメルのヒール。シャーベットカラーの薄手のセーターを取り入れて、リズムを刻む。
出会いがしらに眺める男性の視線を、余裕の笑みで流す。
大学で後輩に言われる。
「小米さん、今日はどうしたんですか? すごく春らしいですね! 私なんてまだ冬服ですよー」
私はにっと笑いながら返す。
「ダメだよ。季節感を感じさせるのは若い女性の義務なんだから」


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No  525

ハッピースマイル

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大学から帰ってきて、お腹を空かせてご飯をよそうと……
お米に笑われました。

よく噛んでよく食べるは健康の基本ですよね。
米も笑うご時世明るく生きていきたいものです。
小米雪

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