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ブルームーン 両親の思い出話より
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
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No  468

両親の思い出話より

この歳になって、母と恋愛話をすることがある。今でこそ、同居人と化した我が両親ではあるが、付き合っていた当時はそれなりに仲のいいカップルだったようだ。(ちなみにこれは父の意見で、母からすればストーカー(父)とアイドル(母)だったそうだ(笑))
そんな母に、仮に『雪の彼氏が待ち合わせに遅れてきた話』をしたとする。
母の返事は決まってこうだ。
「私は待たせたことはあっても、待たされたことはないよ」
かっこいいと思うか、最低と思うかは人次第であるが、母の性格を考えるとまんざら嘘でもなさそうである。
そんな母にこんな問いをかける。
「最高で何分待たせたの?」
「んー40分だったかな」
母は悩みながら答える。
「へぇー意外に短かったんだね」
私は笑いながらそう答えた。その解答に父が後ろから参戦する。
「ちなみに、30分前から待ってたから、実際は70分待ったけどね」
父のけなげなところに苦笑いしか出来ないが、そんな回答に母は笑いながら「懐かしいね」とだけ返す。
「あの時、朝出かけようとして急にお弁当を作りたくなって、作ってたら40分かかったの」
母は笑いながらそう語った。
今になって思えば女らしさをアピールしたかったのだとか。母のその返事で当時の父の想いはそれなりに実っていたのだというのが分かる。
両親の若いころの話を聞くのは何気に面白く、夫婦ではない二人を見るのも面白い。
我が家の父親はそれなりに亭主関白な人である。唯、たばこと博打と女には流されたことがないのは娘として誇らしい。
そんな父が母を追いかけまわしていた(毎日同じ時間に電話をかけ、週末には絶対にデートに誘っていたそうだ)と思うと、なんだか不思議な気分である。
もしかすると、父は亭主関白ではなく、大黒柱でいたいだけなのかもしれない。
最近ふとそう思うことがある。
母と結婚して、二人の娘を設けて、尊敬される父親になろうとした一つの形が私の中に亭主関白な父親を植えつけたのかも知れないと思う。
それを思うと、踏ん反りかえる父の中に幼い少年が見えた気がした。
公園の真中で王様に成りきって胸を大きく反らせる少年。
その場ではどんな猛獣が来てもひるまないような雰囲気をまとっているが、家に帰るとまた幼き一人の甘えん坊へと戻る。
父は嫌がるだろうが、この歳になって初めて父を可愛いと思えるようになった。

母性は生まれるもので、父性は作られるもの。


そんなことを考えながら、父のコップにお茶を入れた。
いつもは絶対しない私の行動に目を大きく開けながらお礼をいう姿も中々可愛い。
ちょっと位は仲良くしてやるか。
そう思った寒い日の午後。
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この記事のコメント

No.1490
両親の恋バナとか聞いたことないなw雪のとこはホント仲良しだよねv-238羨ましいかもv-20
2010-11-17 Wed 19:46 | URL | あぁや #-[ 内容変更]

No.1491 あぁやへ
久しぶり~w

仲良しかなぁー……普通やと思ってるけど。
母親とは仲いい方かも^^
恋バナするようになったのはうちが成人してからかな。
親やけど、女同士友達って言う感じには成ってきた気がするなぁーw

あぁやもいっそ聞いて見たら^^
結構答えてくれるもんやでw
2010-11-19 Fri 23:51 | URL | 小米雪 #2zzHlsOw[ 内容変更]

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