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ブルームーン それでも産みますか? 2
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ブルームーン

ここでは小米雪の普段の生活で気になるお話をエッセイ形式で書き記していきますw
No  47

それでも産みますか? 2

この記事は「それでも産みますか?」の続きになります。


二十年で見つけられる幸せを全て見つけることが、普通でも難しいことであるというのは分かっているつもりだ。
それに、雪自身が子供を産むことを願っても、子供の親は一人ではない。
もし、父親である男の人に、
「おろしてくれ」
と言われたら、一人でも産みたいということはまず無理だろう。
たまに、日本という国は弱いものが暮らしにくい国なのかも知れないとそう思う。
ふと、あたりを見回すと道路には段差が沢山あって、歩道は狭くて人が二人並んで歩くともう通れない。
シングルマザーについてもそうである。
海外で、シングルマザーといってもそこまで抵抗もなく、珍しくも無い。
自分の親元や、兄妹、友達に助けられながら皆で生まれてくる子供を育てることが出来る。
この場合、もし子供に障害があり、一人で育てるとしても、子供と二人っきりで悩まなければならないということは少ない。
でも、日本では如何だろうか。
旦那さんと別れ、一人で産んで育てようと思ったところで、助けてくれる者は本当にわずかである。
国からの援助金も暮らしていく為に必要なだけはなく、生活自体がぎりぎりを強いられる。
それが分かっていながら、一人で育てれるなんて言える女性はいないだろう。
それだけに子供の父親が産むなと言うと、産むことは出来ないだろう。
逆に、父親が「それでも自分の子を産んでほしい」と願うならば、その言葉に後押しされて、産もうと決意することができるかもしれない。
だが、雪のグループでの議論の時、それをはっきりと言える男の子は残念ながらいなかった。
若すぎるというのもあるのかもしれないが、やはり男性と女性の間では僅かであれ、差が出てしまうのかと思うと悲しくなった。
日本は如何しても、子育ては女性がするものであるという観念が消えない。
それだけに、子供と母親の結びつきが強いのも確かである。
だが、それは言い返せば母親の負担が多いということでもある。
子供を育てるということを考える。
障害の有無だけでなく、それは決して簡単なことではない。そして、一人でできることでもない。
ヘレンケラーの言葉に、
「障害は不便です。でも、不幸ではありません」
というものがある。
雪は健康であるから得られる幸せは無いと思っている。
いや、健康であるということが一つの幸せであると言ってしまえばそうだが、障害があるから不幸せであるということはあっても、障害が無いから幸せが得られることは無い。
雪は、母が干してくれたふかふかの布団に顔をボフッと埋めた時とか、学校の昼休み芝生の上に腰を下ろして日向ぼっこをしている時とか、新製品のお菓子がおいしかった時とかに幸せを感じている。
これは障害があったらできないことなのだろうか。
もし、自分の子供が障害を持ち生まれてくるのならば、雪は大きな幸せではなく、小さな幸せを沢山探してあげたいのだ。


「それでも産みますか? 3」に続く

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この記事のコメント

No.102
昨日兄にも 意見をきいてみました。
兄なら どうする?
「 2度と子供が出来ないなら 産むかなあ 」でした。
現実派なので そのときにならないとわからないな、って感じですね。
日本は 確かに弱者に優しくないです。
これからもっと そうなると思います。
障害は不便で 不幸じゃない、そう思わない人が 多すぎるこの世の中、これから先、もっと心が貧しい人が増えていきそうですよね。
気持ちの持ちようですが、実は私はすごく些細な事で 悩むし、傷つく事にたいして弱いから、他人に優しくありたいと思う人間です。 たえず 人目を気にして生きてるかもしれない。
もっと自分に自信をもてたらいいのですが、
この心の弱いわたしが 今のわたしであるのも事実です。
母親の事が 大好きだから 母には弱音を吐けないし、心配させたくないので いつも別の顔をみせてしまう 変な子です。
溺れてても 溺れてないフリしたり。
なにを言いたかったのか 薄らぼやけてまいりました^^;

生まれてきた子供が 心の優しい子で、
「生まれてきてごめんね」 なんて思っちゃうような子だったら、わたし どうしていいかわからないかもです><。
2007-11-04 Sun 05:11 | URL | ヨヨ子 #-[ 内容変更]

きちんとしたこと最後に書くつもりだったけど..
ま、自分は産むことは反対かな...
自分の倫理感ではそれは認められることですね...
勿論、子供がいることで得れる喜びはあるけど
現実的に大変だし犠牲にすることが多い気がするなあ...
親って子供に何かしらの願いを託して子供を産むって気持ちもあると思うしね。
人には人それぞれに幸せの形があるわけだから
夫婦間ではそうした考えは一致してないとちょと大変かもしれないけど、あまり外部の意見に振り回される必要はない気がするなあ。
まあ、弱者が生きにくいのは日本に限らないと思うけどね...
少なくとも日本の医療事情は衛生面、医療費、保険とか考えれば良い方だと思うしね...

2007-11-04 Sun 20:22 | URL | ミュジニー #ZJmJft5I[ 内容変更]

No.104 ヨヨ子さんへ
お兄さんにまで意見を聞いていただいて……ありがとうございます。
確かに、二度と産むことは出来ない子供ならば産みたいって思う気持ちが強くなるかもしれないですね。

心が貧しいと、楽しいことが見つけられないですよね。
何をやってもどこか冷めてて、一生懸命になることを諦めてしまう。
自分が不幸だと思ってしまうと、そうなってしまうのかもしれません。
雪も結構悩むタイプです。
いや「でした」かな。
雪は悩むんですが、それ以上に負けず嫌いなんです。
最近はそのバランスが取れてきたので、なんとか落ち着いて色んなことを見れるようになりましたが、思春期とかは本当にヒステリックで、親にも迷惑をかけたなぁ~と思います。
自信を持つことって難しいですよね。
でも、雪は世界中の皆が自分の敵であっても自分だけは自分の味方でありたいと思ってます。
難しいですけどね^^;
でも、自分だけは自分を信じてあげて、自分の人生を楽しんであげなきゃ、それだけは誰もやってくれませんからi-278
母親って言うのは一番身近にいる分、ある意味一番子供の素の部分と仮面を被っている部分を見ることが多いのかも知れませんね。
弱音を吐きたくない気持ちは雪も一緒です。
でも、自分がそれを溜めておける人間でないのも雪は知ってます。
だから、一番身近な母親に辛い部分を見せることが多くなってるような気がします。
甘えがあるって言ったらそれまでなんですけど。

生まれてきた子供に「生まれてきてごめんね」なんて言われたら、母親として一番辛いです。あなたが生まれたのが悪いんじゃないよ。それを守れない私が悪い。
何だか、考えて考えてドツボに嵌ってしまいそうです。
2007-11-04 Sun 20:29 | URL | 小米雪 #2zzHlsOw[ 内容変更]

No.105 ミュジニーさんへ
確かに、産むことで得られるものと、失うものの多さを考えると、難しいかもしれませんね。
親が子供に託す願いってなんなんでしょうね。
健康でいて欲しい、色んなことを経験して欲しい、幸せになって欲しい……
建前ではそうですよね。
でも、実際はもっと多くのことを願ってしまいそうです。
小さな頃は他の子よりもいろんなことができる子になって欲しいと思うかも知れないし、思春期には可愛くなって(格好良くなって)異性にもてる子になればいいな~なんて思うかもしれません。
子供って親にとって色んな期待が込められてるんですよね。
それだけに、障害があるって分かったら、その希望が絶たれてしまった気がして、悩むのかもしれません。

>夫婦間ではそうした考えは一致してないとちょと大変かもしれないけど、あまり外部の意見に振り回される必要はない気がするなあ。
雪は気にしないでいようと思っても如何しても周りの意見に流されてしまうような気がします。^^;
難しいなぁ~
2007-11-04 Sun 20:39 | URL | 小米雪 #2zzHlsOw[ 内容変更]

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